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『上流モデリングによる業務改善手法入門』は実務に役立つ?【ざっくり紹介】

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業務改善担当になった方

『上流モデリングによる業務改善手法入門』って本があるけど、これって役に立つの?業務改善を担当することになったから知りたい!

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

本記事を書いている私は、新卒でコンサルティングファームに入社し、今年で5年目です。

これまでに自動車メーカーや建設業などの業務改善を担当してきました。

今は少し慣れてきたものの、初めて業務改善系の案件に配属されたときは、不安でした。

業務改善の前に、そもそもその業務担当したことないし、できる気がしない・・・

みたいな。

そのため、みなさんと同様、あらかじめ勉強しようと業務改善系の書籍を探して読みまくりました。

しかし、業務改善系の本は会社の宣伝として出版されているものが多く、内容が伴わない場合が多いです。

その結果、良書に出会うまでにたくさんの本を読み、多くの時間を費やしてしまいました。

本記事では、今後、業務改善を勉強する方が不要な時間を費やさないよう、実際に業務改善を担当した私がオススメする『上流モデリングによる業務改善手法入門』を紹介します。

なお、業務改善と業務改革を使い分けている書籍や記事もありますが、本質的には変わらないので、本記事では業務改善=業務改革として使っています。

『上流モデリングによる業務改善手法入門』は実務に役立つのか

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社内で業務改善を新たに担当することになった方と、コンサルタントとして、初めて業務改善を担当することになった方のそれぞれに役に立つのかどうかを解説します。

社内の業務改善担当者

結論:まぁまぁ役に立ちます!

業務フローの書き方を学べるからです。
社内で通常業務を行っているだけでは、学べませんよね。本書を読むことで業務フローの書き方を詳細に学ぶことができます。

ただ、業務フローを書けたからと言って業務改善ができるかというと別ですので、“まぁまぁ”としました。

具体的に学べる内容は、業務フローを作る手順・成果物です。
本書で紹介されている手順は下記です。

  • 業務一覧表の作成
  • 業務プロセスの抽出
  • 業務フロー(ラフモデル)の作成
  • 業務フロー(ビフォーモデル)の作成
  • 業務フロー(ビフォーモデル)のチェック
  • 業務フロー(アフターモデル)の作成

ここまで細かく分けるかどうかは別として、業務一覧表を作成した上で、業務フローを徐々に精緻化していく作り方は、コンサルプロジェクトでも同様です。

本書では、この手順とそれぞれで作成する成果物を、非常にわかりやすい図で解説しています。
図を本記事に記載できないのが非常に残念なくらいです。

このように、業務フローの書き方をわかりやすい図を見ながら学ぶことができるので、業務改善系のプロジェクトを始めて担当する人にはもってこいです。

注意点:業務フローの作成が目的になってはいけない

本書を読むと業務フローの書き方がとても詳細に載っています。

例えば業務プロセス(ビフォーモデル)の作成では、成果物として、「業務プロセス記述書」を作成すると解説されています。

インプット情報・業務内容・アウトプット情報を整理した書類ですが、例えばインプット情報だけで下記の情報を記載する必要があります。

  • どこから情報をもらうか
  • もらうタイミング
  • 受け取る書面・データ名
  • 受け取る上での制約条件
  • 受け取る方法

業務内容やアウトプットも同じくらいの情報量が必要です。

とても詳しいのでとてもありがたいのですが、非常に手間がかかるので、これをこのまま活用してしまうと「業務フローを作るプロジェクト」になってしまいます。

本来の目的は、業務フローを活用して業務改善を行うことのはずです。

目的から照らして不要な情報は省くことで、業務フロー作成の手間を省くようにしましょう。

業務改善コンサルタント

結論:あんまり役に立ちません・・・

業務フローの書き方は、学べますが、これは業務改善プロジェクトをコンサルタントとして支援する際のほんの一業務に過ぎないからです。

むしろその後に実施するであろう、問題分析や解決策検討の方がよっぽど難しいです。

このように、コンサルタントにとっては、本質の技術を学べるわけではないという意味で役に立たないとしています。

なおもちろんですが、コンサルタントとして、業務フローの書き方を学びたいという方には役に立ちます。

あと、プロジェクト立ち上げ時の注意点も少し記載されており、こちらはコンサルタントであればどなたでも役に立つと思います。(そのため“あんまり”としました)

その一つはプロジェクトメンバーの選定基準です。

現行業務に詳しい人や、問題意識の高い人などの基準が記載されています。

プロジェクトメンバーなんて誰になっても、どうせコンサル側が頑張るんだから誰でもいいんじゃないの?

って思う方もいるのかもしれませんが、メンバー選定は非常に重要です。

過去に担当した業務改善プロジェクトでこんなことがありました。

その打合せは、プロジェクトメンバーにヒアリングして作成した業務フローについて、間違いがないかをレビューする場でした。
参加メンバーはプロジェクトメンバー3名とコンサルタントの私1名です。

そんな中で一人のメンバーが次のように発言しました。

俺は現行業務を整理するのには興味がない。他の人がこれで良いと言っているのであればこれで良い。

えっじゃあなんでこのプロジェクトに参加してんだよwwって心の底から言いたくなりましたが、こらえました(笑)

後で真意を確認したところ、早く問題分析をやりたいという意図だったと聞きましたが、それにしても非協力的です。

しかもこのような非協力的な雰囲気は周りに伝染してしまいます。

結局その打合せでは、その発言以降、誰も業務フローについて指摘することはなくなってしまい(みんながこれで良いんじゃない?と発言するばかりに)、レビューとして成り立たなくなってしまいました。

このようにプロジェクトメンバーを誰にするかによって、プロジェクトがうまく進むかどうかが左右されます。

それくらいプロジェクトメンバーの選定は重要です。

『上流モデリングによる業務改善手法入門』の内容とオススメポイント

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続いて手戻りなしの要件定義のざっくりとした内容と読むべきポイントを紹介します。

『上流モデリングによる業務改善手法入門』の概要

著者

カレンコンサルティング代表取締役の世古雅人(せこまさひと)さんと、同社取締役の渡邊清香(わたなべさやか)さんが書いています。

カレンコンサルティングは、ホームページの実績や会社概要を見る感じですと、中小企業をメインにしたコンサルティングファームみたいですね。

位置づけ

業務フローの書き方と業務フローを活用した問題解決方法について解説した書籍です。

業務フロー含め、業務を図式化することを業務モデリングと呼びますので、本書では業務モデリングという言葉が良く出てきます。

構成

本書は2部構成になっており、1部は、「業務モデリング編」で、業務フローの書き方が解説されています。

2部は、「業務フロー活用編」として、業務フローを活用した問題解決方法が解説されています。

上流モデリングによる業務改善手法入門で読むべきポイント

続いて手戻りなしの要件定義で読むべきポイントと読まなくてよいポイントを解説します。

第1部の1章から3章を読むべし

最初の1章から3章を読みましょう。
第1章から3章までで業務フローの書き方を学べます。

既に書いた通り、業務フローの手順と成果物をわかりやすい図を見ながら学ぶことができます。

第1部の4章は読まなくてよい

第1部の最終章である、4章は読む必要はありません。

業務フローの記述法の一つであるUMLについて解説されていますが、専門家でないなら覚える必要はありません。

そもそも、書き方のルールを覚えなきゃ書けない/読めない業務フローに意味はないと思います。

業務フローは誰が見てもわかる必要があります。そのため、わかりやすければ書き方はどうでもよいのです。

実際にコンサルプロジェクトで業務フローを書いた時も、特定の方式に則ったわけではありません。

基本的には、業務を行う順番とその担当者(組織)がわかれば業務フローとしては十分です。

その業務を行う際の場合分けルールや前提条件なども必要な情報ではありますが、プロジェクトにおいては、問題分析の際に重要な部分のみを掘り下げる場合が多いです。

あくまで業務改善が目的で、業務フローの整理が目的ではないので、ルール等を網羅的に整理する必要はないのです。

ただ、UML含めた業務フローの4つの記述法の特徴を紹介しているので、気になる方はふーん、そうなんだ、くらいでさらっと読みましょう。

第2部(5章から9章)はパラパラ読みでよい

第2部はパラパラ眺めるくらいで良いと思います。

業務フローを活用した問題解決方法が載っているが、実務では使いにくいためです。

例えば、問題は以下の8つのカテゴリに分けてとらえると良いと記載があります。

  • 戦略
  • 収益
  • プロセス
  • 人と組織
  • 仕組み
  • CS
  • ブランド
  • 品質

しかし、この8つに分けたとして、その後どうしたらよいのかについて記載されていません。

この例のように、その後どうしたらよいのか?そもそもどのタイミングで使うのか?が記載されていない場合が多いので、実務では使いにくいです。

要素ごとにはなるほどと思う部分もあるので、パラパラと読むくらいがちょうどよいかと思います。

『上流モデリングによる業務改善手法入門』を読んで実務に役立てよう

いかがでしたでしょうか!?

業務フローの具体的な作成手順・注意点などを知りたい場合は本書がオススメです!

気になった方は早速読んでみましょう!

『手戻りなしの要件定義』は実務に役立つ?【ざっくり内容紹介】

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要件定義担当になった方

手戻りなしの要件定義って本があるけど、これって役に立つの?今度要件定義を担当することになったから知りたい!

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

本記事を書いている私は、新卒でコンサルティングファームに入社し、今年で5年目です。
これまでに自動車・電気メーカーなどの要件定義を担当してきました。

今は少し慣れてきたものの、初めて要件定義の案件に配属されたときは、不安でした。

大学は理系とは言え、生物系の学部でしたし、ITの知識は一般の方と大差がありません。
そのため、みなさんと同様、あらかじめ勉強しようと要件定義系の書籍を探して読みまくりました。

しかし、こういった実務書は、分厚い割に良書が少ない傾向があります。

その結果、良書に出会うまでにたくさんの本を読み、多くの時間を費やしてしまいました。

本記事では、今後、要件定義を勉強する方が不要な時間を費やさないよう、実際に要件定義を担当した私がオススメする『手戻りなしの要件定義』を紹介します。

なお、いわゆる業務要件定義と業務改革では実施する内容はさほど差がありません。

業務改革の解決策として、システム化が決まっている場合が、業務要件定義みたいな感じです。

そのため、本書は業務改革を担当することになった方にも参考になります。

本記事を読んで確かめてみてください。

『手戻りなしの要件定義』は実務に役立つのか

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社内で要件定義・業務改革を新たに担当することになった方と、コンサルタントとして、初めて要件定義・業務改革を担当することになった方のそれぞれに役に立つのかどうかを解説します。

社内の要件定義・業務改革担当者にとって役に立つのか

結論:役に立ちます!

要件定義・業務改革の具体的な手順と作成するアウトプットがわかるからです。

一般企業で、要件定義・業務改革の手順やアウトプットがきれいに整理されている会社は少ないように感じますので、全体感把握のために非常に有用です。

本書では、要件定義の手順を以下の5つのステップに分けて解説しています。

  • ステップ1「方針と実施計画の策定」
  • ステップ2「現行業務と問題の把握」
  • ステップ3「問題分析と課題の設定」
  • ステップ4「課題解決策の決定」
  • ステップ5「システム要件の整理」

そして、例えばステップ1で作成する必要のある成果物は、下記3つとして解説しています。

  • システム化方針
  • 推進体制
  • 実施スケジュール

もちろん、システム化方針って何なの?となるので、

システム化の対象範囲、取り組みの背景、目的・達成事項、期待成果、制約条件

と具体例付きで解説が入ります。

このように、何をどんな順番で行えばよいかが具体的にわかるので、初めての人でも本書を横に置きながら進めていくことで、要件定義や業務改革ができるようになります。

なお、もちろんですが、実務ではマニュアル通りに物事が進むことはまずないので、臨機応変の対応は必要です。

要件定義・業務改革コンサルタントにとって役に立つのか

結論:まぁまぁ役に立ちます!

自社マニュアルの不足部分を補うことができるからです。

私の所属している会社もそうですが、コンサルファームであれば、基本的に要件定義・業務改革のマニュアル的なものがあると思います。

社内のマニュアルと本書を比べることで、社内マニュアルの不足部分を補うことができます。

例えば、本書の解決策検討のところは非常に参考になります。

課題の解決策を検討する際、システム化にばかり目が行きがちです。しかし多くのケースでは、システム化を行うだけでなく、現状の業務プロセスや制度・ルール、組織・担当者、設備・機器などを改める必要もあります。引用元:『手戻りなしの要件定義』

上記の通り、実際に要件定義をやっていると、どうしてもシステムの仕組みだけを考えがちです。

このようなシステム化以外の検討要素が抜け漏れてしまうと、作ったけど使われないシステムになる可能性が高くなってしまいます。

これは業務改革でも同様で、業務プロセスをどう変えるかばかりに目が行きがちですが、業務プロセスだけでなく、制度や組織などにも目を向ける必要があります。

このように、要件定義や業務改革を進める上で特に注意が必要な箇所は深く解説されているので、自社のマニュアルと比較し、不足部分があれば補うことができます。

手戻りなしの要件定義の内容とオススメポイント

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続いて手戻りなしの要件定義のざっくりとした内容と読むべきポイントを紹介します。

手戻りなしの要件定義の概要

著者

日立製作所の子会社である日立コンサルティングの水田哲郎さんが書いています。

著者は、他にも本を書いており、『演習で身につく要件定義の実践テクニック』『誰も教えてくれなかった システム企画・提案 実践マニュアル』などがあります。

上記の書籍は、本書とほぼ同じ内容が書かれているので、どれか一冊買えば十分です(笑)

私は要件定義・業務改革を勉強するにあたって、すべて読みましたが、一番マニュアルとして役に立つのは、本書でしたので、こちらをオススメしています。

ちなみに、本書は日経BP Next ICT選書にも選ばれており、日経社としてもオススメしているほどです。

ただし、『演習で身につく要件定義の実践テクニック』は、KindleUnlimitedの読み放題対象です。
KindleUnlimitedに登録している方であれば、無料で読めますので、まずはこちらを読んでみましょう。

登録していない方も、月額980円で多くのビジネス書が読み放題ですので、これを機に登録することをオススメします。

KindleUnlimitedへの登録する

また、著者は要件定義チームジャパンという有志のコミュニティーに所属しているそうです。(要件定義チームジャパンはググっても出てこなかったw)

各ITベンダーやコンサルファームのベテランが入ってそうなコミュニティーですね。

位置づけ

まさにマニュアルといったところ。
要件定義をどんな順番で行い、どんなアウトプットを出せばよいかわかります。

手順も細かく分解されており、ミーティングの準備や、〇〇(アウトプット名)のレビューといったレベルまで記載されています。

構成

まずは要件定義を成功させるポイントとして、全体の流れと必要なスキルのざっくり解説が入ります。

その後、2章と3章で、要件定義の詳細な進め方の解説が入ります。

既存システム改善の進め方は、新システムの要件定義の方法とは異なるので、4章で解説しています。

5章と6章では、要件定義に必要なスキルとして、ヒアリングスキルと会議での合意形成スキルについて解説しています。

7章では、ビジネス分析の知識体系「BABOK」と本書の手法を比較解説しており、最後に付録として、問題分析の演習問題と成果物サンプルが付いています。

手戻りなしの要件定義で読むべきポイント

続いて手戻りなしの要件定義で読むべきポイントと読まなくてよいポイントを解説します。

手戻りなしの要件定義で読むべきは1章~3章

既に書いたように、1章は、システム構築工程における要件定義の位置づけとざっくりとしたステップが書かれています。

数ページですので、ざっと読んで、要件定義の全体像をつかみましょう。

その後、2章、3章で詳細な要件定義の進め方を読みましょう。

ちなみに、業務改革担当になった方は、3章の途中の、「新しい業務の仕組みの設計」あたりまでが参考になります。

また、途中もシステム化前提で記載されているところはありますが、それを読みかえると、業務改革向けになります。
例えば、「システム化方針」⇒「業務改革方針」などです。

一度読み終えた後は、実務を行っている中で、本書を確認するようにします。
すると、いまのプロジェクトの位置や検討の抜け漏れがわかるようになります。

手戻りなしの要件定義の4章~6章は暇なときに読む程度

4章は、システム改善における要件定義ですが、パラパラ読み流し程度でいいです。

システム改善の場合、システムの細かい要望が出ることが多いから、この要望の背景や目的をうまく整理して、本当にやりたいことが何かを分析する、みたいな感じで説明されていますが、まぁそりゃそうだよねっていう感じです。

ただし、自身の担当がシステム改善の要件定義なのであれば、もちろん参考になります。
ユーザの改善要望として聞くべき項目とフォーマットが紹介されているためです。

続いて5章はヒアリングスキル、6章は合意形成スキルが紹介されていますが、ふーん、くらいでいいかなと(笑)

例えばヒアリングスキルでは、ヒアリングを成功させる下記5つのワザを紹介しています。

  • オープン質問とクローズ質問を使い分ける
  • 二つの反復質問で網羅的に聞き出す
  • 意味を明確にする追加質問を行う
  • 論理性を確認する
  • クローズ質問により最終確認する

個人的にはまぁ当たり前でしょっていう感じです(笑)

それでもヒアリングや合意形成に苦手意識のある方がいれば参考になると思うので、気になる方はさらっと見ておくとよいかと。

手戻りなしの要件定義の7章は読み流しでよい

7章は、BABOKの概要と、本書の手順との比較を行っています。

これも、要件定義や業務改革の理論を学びたい場合は別ですが、実務としてできるようになりたいのであれば、読む必要はありません。

そうなんだー程度で流し読みしましょう。

読まなくても問題ありません(笑)

手戻りなしの要件定義の演習は一度やってみるとイメージつかみやすい

付録に問題分析の問題が載っています。
すぐにできるので、初めての人は試しにやってみると良いでしょう。

お題は、架空のホテルチェーンにおける接客業務支援システムプロジェクトです。

現状の問題点ヒアリングのメモを基に、問題分析を行って、真の問題を特定するまでの演習です。

業務改革の演習としても十分に使えます。

手戻りなしの要件定義の成果物一覧を無料ダウンロードできる

本書の最後に要件定義工程で作成する成果物のサンプルが記載されています。

また、このサンプルの電子データを、日経BP社のページからPDFとして無料ダウンロードできます。

常に本を持ち歩くわけにもいきませんので、あの成果物ってどんなものだったかな?と気になるのがあれば、すぐ見ることができます。

手戻りなしの要件定義を読んで、実務に役立てよう

いかがでしたでしょうか!?

要件定義や業務改革の具体的な手順・成果物を知りたい場合は本書がオススメです!

気になった方は早速読んでみましょう!

『最強の業務改革』は実務に役立つ?【内容をざっくり要約】

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業務改革担当になった方

最強の業務改革って本があるけど、これって役に立つの?今度業務改革を担当することになったから知りたい!

『最強の業務改革』は下記の本です。本書について解説します。

本記事の内容

本記事を書いている私は、新卒でコンサルティングファームに入社し、今年で5年目です。

これまでに自動車メーカーや建設業などの業務改革を担当してきました。

今は少し慣れてきたものの、初めて業務改革系の案件に配属されたときは、不安でした

業務改革って、そもそもその業務担当したことないし、できる気がしない・・・

みたいな。

そのため、みなさんと同様、あらかじめ勉強しようと業務改革系の書籍を探して読みまくりました。

しかし、業務改革系の本は会社の宣伝として出版されているものが多いです。

良書に出会うまでにたくさんの本を読み、多くの時間を費やしてしまいました。

本記事では、今後業務改革を勉強する方が不要な時間を費やさないよう、実際に業務改革を担当した私がオススメする『最強の業務改革』を紹介します。

『最強の業務改革』は実務に役に立つのか

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社内の業務改革を担当することになった方と、コンサルタントとして、初めて業務改革を担当する方のそれぞれに役に立つのかどうかを解説します。

社内の業務改革担当者にとって役に立つのか

結論:あんまり役に立ちません・・・

社内の人からすると具体性が足りないからです。

本書では、営業・調達・生産などの各業務ごとにありがちな問題点とその解決策がまとめられています。

例えば、本社間接業務改革の問題点の一つとして、属人化が挙げられています。
業務のやり方が個人に依存してしまい、場合によっては非効率になってしまう状態ですね。

その解決策として、「プロセスの見える化と効率化」が挙げられています。
属人的でどんな業務を行っているかわからないので、まずは業務のやり方を可視化した上で、効率化する、ということです。

効率化については、標準化(ばらつきの是正)・清流化(ムダの排除)・IT化(自動化)できる余地がないか検討しましょうと書かれています。

以上です。

え、それだけ?そんなのはわかってるから具体的にどうしたらいいの?

みたいになりますよね。。。

もちろん、業務によってはもう少し詳しく記載されているものもありますが、基本的にすぐに実行できるような具体的な記載はありません。

このように、社内の人からするともう少し踏み込んだ具体的な内容が欲しいと思うので、あまり役に立たないのです。

もっと言うと、、、本書はA.T.カーニーの販促ツールだと思います。
本書を読んで具体的に知りたいとなると、A.T.カーニーに問い合わせるしかなくなるので、そこでコンサルサービスを提案しているんだと思います。

そのため、クライアント側からすると少し物足りない内容にして、問い合わせが発生しやすいようにしているんだと思います。

ただ、次章で書くように、コンサルタント側からすると、ある程度役に立ちます。

業務改革コンサルタントにとって役に立つのか

結論:まぁまぁ役に立ちます!

各業務における問題と対策の落としどころをざっくりつかめるからです。

コンサルタントの立場で業務改革を行う時は、現状の問題や解決策案を現場の方にヒアリングして確認することになると思います。

実際に問題ヒアリングを行ったことのある人ならわかると思いますが、よくありがちな問題を把握しておくだけでも、お客さんの話している内容が理解しやすくなります。

例えば、本書では、調達業務改革によくある問題として、

  • 調達コスト管理が間接材までしっかり適用されていることが少なく、コスト高につながってしまう
  • 調達部門の会社としての位置づけが低い場合が多く、他部門と協働した調達活動が十分に行えない
  • 販売予測や生産計画の精度が低く、頻繁に変更されるため、仕入れを行う調達側の負荷が増える

といった内容が書かれています。

こういったありがちな問題をつかんでおくと、お客さんのヒアリングでの発言があいまいであっても、内容を理解しやすくなります。

これは調達の例でしたが、他の業務についても、ありがちな問題点とその解決策がまとめられているので、なかなか役に立ちます。

とはいえ、問題・解決策は記載のものだけではないですし、具体的なところまでは書かれていないので、結局は、社内のナレッジや外部文献のリサーチが必要になります。

そのため、”まぁまぁ”役に立つとしました。

『最強の業務改革』の内容とオススメポイント

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続いて最強の業務改革のざっくりとした内容と読むべきポイントを紹介します。

最強の業務改革の概要

著者

戦略ファームとして有名なA.Tカーニー所属の栗谷仁さんが書いています。

栗谷さんは、他にも本を書いており、最強の営業戦略とか最強のコスト削減などがあります。

構成

そもそも日本企業にはなぜ業務改革が必要なのかといったマクロな話から始まります。(コンサルっぽいw)

その後第2章、3章では、MOCというA.T.カーニーフレームワークを紹介しつつ、業務改革の前にビジネスモデル改革も検討しないといけないよねといった話とビジネスモデル改革の事例が紹介されます。

ちなみに、M:ビジネスモデル変革、O:オペレーション改革、C:キャパシティー最適化です。
本書の内容を正確に言うと、MOCすべてを業務改革と呼んでいます。

そして、4章~11章で、調達、生産などの業務ごとにありがちな問題点・解決策・事例が紹介されています。

位置づけ

すでに書きましたが、正直、A.T.カーニーの販促ツールなのかな・・・という印象を受けます。

  • 各業務ごとにありがちな問題点や解決策が記載されてはいるものの、具体的でなく、じゃあどうしたらいいの?については、A.T.カーニーに問い合わせる必要がある
  • 付録として業務運営・組織機能の自己診断チェックシートがあるが、診断後の活用方法がほぼ書かれておらず、診断結果をうまく業務改革につなげたい場合は、A.T.カーニーに問い合わせる必要がある

冒頭で宣伝用の書籍があふれている中から良書を紹介すると書いてあるのに、宣伝用じゃねーかwと思われたかもしれません。

確かに、他の販促ツールと思しき書籍は正直ほぼ中身がないのですが、その中で本書は圧倒的に良書です。
さすがA.T.カーニーといったところ。

販促ツールということは、裏を返すとその会社が社内のノウハウをちょっと公開しているということです。

販促ツールであっても、良い内容が書かれているのであれば、どんどん活用しましょう。

最強の業務改革で読むべきポイント

続いて最強の業務改革で読むべきポイントと読まなくてよいポイントを解説します。

最強の業務改革の1章~3章は読み流しでよい

読み流しと書いていますが、場合によっては読まなくてもいいかもしれません(笑)

業務改革の実務を行う上では必要ない内容だからです。

すでに説明したように、1章では、日本企業に業務改革が必要な理由が書かれています。

グローバル化・日本国内の人口減少・IT化などが進展していく中では、業務改革が必要だよね。
それに、業務改革だけでなく、ビジネスモデルの改革やリソース見直しも要るよね、といった内容が書かれています。

1章は、あっそ、くらいでいいと思います(笑)
業務改革という試験科目があれば別ですが、実務を行う上では不要です。

2章は、1章を踏まえ、前述のMOCフレームワークを使って、いわゆる皆さんがイメージする業務改革(O:オペレーション改革)だけではなく、ビジネスモデル改革(M)や、人員規模・構成に見直しをかけるキャパシティー最適化(C)もやらないとだよね、といった話をしています。

3章はその中で特に重要なビジネスモデル改革の事例です。
セブン銀行DeNAインテル日立物流の事例が載っています。

2章と、特に3章は、参考にはなります。
ただ、このようなビジネスモデル改革系の内容を知りたければ、正直言うと事業戦略系の書籍を読んだ方がいいと思います。

ですので、1章~3章は本書で読む必要はないので、読み飛ばしていいと思います。

補足:読む必要はないけど、2章の考え方は重要です。

業務は事業を実行するためのものですので、事業(ビジネスモデル)によって業務が変わってきます。

ビジネスモデルとは、「戦略の一部でありターゲット顧客・消費者に対する提供価値を創出するためのビジネスの仕組み・構造」と捉えてみたい。仕組み・構造が規定できれば、おのずと連動するオペレーション業務の内容が決まってくる。 引用元:最強の業務改革

重要なのは、最後の文。
ビジネスモデルが規定できれば、連動するオペレーション業務の内容が決まってくる。です。

実際、コンサルタントとして業務改革を行う場合は、まず顧客企業の事業内容を理解することから入ります。
顧客・商材・チャネルなどがどうなっているか?とか顧客企業の競合との差別化要因は何か?です。

この話に関連して、この前、社内で業務改革案件をよく担当している先輩から面白い話を聞きました。

その方はキャバクラが大好きなんですが(笑)、キャバクラにも実は2種類あるとのこと。

  • 一つは可愛い女の子や気の利く女の子を採用して個人のスキルを武器に顧客を獲得するキャバクラ
  • もう一つは女の子の容姿・スキルはそこまでではないけど、みんなで協力して店舗として顧客を獲得するキャバクラ

前者が個人主義成果主義外資で、後者が組織で頑張る日系みたいな感じですね。

前者の方は、女の子単位でお客さんがつくので、新規のお客さんを除いてローテーションは少ないとのこと。
また、店の雰囲気としても1対1で話しやすい環境になっているそうです。

一方後者は、指名をしない限りローテーションが多く店の雰囲気もみんなでわいわい、といった感じなのだそうです。

業務というと、業務フローなどのように、どんな作業をどの順番で行うかをイメージされるかもしれませんが、業務はそれだけではありません。

その業務を行う上での、制度、ITツール、作業環境も含まれます。

その観点で見ると、同じキャバクラであっても、それぞれのビジネスモデルを実行しやすいように、ローテーション業務の制度が異なっていたり、接客業務の環境が異なるといことがわかります。

他にも、外資みたいな前者のキャバクラではお客さん情報を個人で管理していますが、日系キャバクラでは、みんなで共有しているそうで、一度お店に行くといろんな女の子から電話がかかってくるそうです。

先輩はこれをリピート顧客の獲得業務のやり方が異なると表現していました。

キャバクラをこんなに熱く語られたことは初めてでした(笑)

他にもいろいろあったのですが、いずれにせよ、ビジネスモデルに連動して業務が変わってくる、ということです。

最強の業務改革で読むべきは第4章から

業務改革を実務として行うなら4章以降から読むべきです。

すでに述べた通り、業務別にありがちな問題とその解決策が載っているからです。

具体的には、以下の8つの業務について解説されています。

  • 本社間接業務改革
  • 調達業務改革
  • 生産業務改革
  • ロジスティクス業務改革
  • サービスオペレーション業務改革
  • BtoB営業業務改革
  • 製品開発とマーケティング業務改革
  • R&D業務改革

調達業務改革の章では、解決策の一つとして、「調達部門が上流工程へ関与し、調達仕様を最適化する」という内容が解説されています。
これを本書では、開発購買と呼ばれています。

開発購買として、調達部門が上流の仕様が柔らかい段階から関わることで、調達コスト削減を意識して仕様を決定できるようになります。

実際、過去に調達改革に関わったときに、まさにこの話がありました。
お客さんの社内ではフロントローという言葉で呼ばれており、どんな意味かな…とヒアリングしながら考えていたのですが、詳しく聞いていくと、開発購買の内容でした。

お客さんの中で固有名詞で呼ばれているものは、説明を求めても、わかりやすい日本語で答えてくれることが少ないです。

そんな中でも早く理解できたのは、本書を読んで開発購買という概念を理解できていたからだと思います。

このように各業務ごとにありがちな問題と解決策がざっくりとわかり、相手の話している内容を素早く理解できるようになります。

そのため、繰り返しになりますが、本書は、その会社特有の単語や業務の知識が少ないコンサルタントに特におすすめです。

最強の業務改革を読んで、実務に役立てよう

いかがでしたでしょうか!?

A.T.カーニーの販促ツールかなと思うこともありますが、それでも十分有益な内容が書かれています。

各業務にありがちな問題と解決策をざっくり知りたいときは、まず本書を読んでみましょう!

最後に本書のアマゾンページを掲載しておきます。

【例文付き】コンサル転職面接時の自己紹介の回答方法【実証済み】

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20200620114640
コンサルへの転職を考えている人

コンサルの面接を初めて受ける。
最初に自己紹介を求められる場合があるって聞くけど、何を答えたらよいのかな?
例文もほしい!

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

本記事を書いている私は、現在コンサルファームに所属しており、今年で5年目です。

過去に戦略コンサルへの転職活動を行っていたこともあります。

戦コンの面接のときも何度か自己紹介を求められましたが、回答は問題なかったと思います。

私が転職面接で実際に回答した内容も例文として公開しますので、本記事を読んで、面接対策に役立ててください。

コンサル転職の面接における自己紹介の回答方法

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下記3つを意識しましょう。

それぞれ解説します。

自己紹介で話すテーマを始めに面接官に伝える

自己紹介をお願いしますと言われたら、まず、これから自己紹介としてどんなテーマについて話すのかを面接官に伝えましょう。

自己紹介に対しての面接官との認識のずれを防ぐためです。

自己紹介と一言で言っても、話す内容はたくさんあります。

氏名や出身大学、これまでの職歴、今の仕事内容、転職理由、将来の夢、自身の強みや弱み、趣味などなど

これらの中のうち、面接官がどの内容を期待しているのかは、自己紹介をお願いしますという一言だけではわかりません。

ですのでまず始めに

自己紹介として〇〇、〇〇について話そうと思います。

と伝えてから話始めましょう。

私は面接で自己紹介を求められた場合は、毎回何について話すか最初に確認していました。

最初に一言会話しておくことで落ち着きますし、緊張もほぐすという意味でもオススメです。

志望動機や自己PRなどの他の面接質問につながる自己紹介を話す

じゃあ面接官に確認を取ればどんな内容を話しても良いのか、というとそういうわけではありません。

さすがに、転職面接の自己紹介で自分のプライベートの趣味については話さないと思います。

話さない方が良いテーマがあることの裏返しで、ある程度オーソドックスなテーマがあります。

具体的には、志望動機や自己PRにつながる内容です。

自己紹介は面接の導入部分です。
そのため、志望動機や自己PRなどの他の質問につながりやすい内容が求められます。

詳しくは例文に書きますが、私は、基本的に志望動機につながりやすいテーマとして、職歴と転職活動のきっかけを話していました。

コンサルの面接では自己紹介を長く話し過ぎない

自己紹介は目安として1分程度で話すようにしましょう。

自己紹介はあくまで面接の導入です。
長く話す必要はありません。

そして何より・・・コンサルの転職面接だと、面接官は自己紹介にあまり興味が無いように感じます(笑)

何社かは、自己紹介を1分くらい話したら、そのまま自己紹介とは全く関係ないフェルミ・ケースのお題に移ったこともありました(笑)

アイスブレーク程度にしか見られていないことも多いのだと思います。

この観点からも長い自己紹介を面接官は求めていないと考えられますので、短くまとめるようにしましょう。

コンサル転職の面接における自己紹介の骨子と例文

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自己紹介の骨子と例文を2つのパターンで紹介します。

パターン①志望動機につながる自己紹介

転職面接時においては、私はこのパターンを使っていました。

志望動機につながる自己紹介の骨子

骨子は下記です。

  • 氏名
  • 職歴
  • 転職活動のきっかけ
  • 締めのあいさつ

私の場合は、今の仕事内容から感じたことが志望動機につながっていたので、職歴を記載しています。

ほとんどの志望動機は、

「今の仕事をしている中で〇〇をしたいと思うようになった。〇〇を実現できるのはコンサル業界なので、転職したい」

のように、職歴が志望動機につながることが多いと思いますので、この骨子でよいと思います。

志望動機によっては、新卒就職時の話を少し触れても良いと思います。

志望動機につながる自己紹介の例文

例文として、実際に私の自己紹介を紹介します。

面接官「自己紹介をお願いします。」

ラク
話す内容の確認
はい。では自己紹介として、簡単にこれまでの仕事内容と転職活動のきっかけについて話したいと思います。
氏名
名前は〇〇と申します。
職歴
新卒で〇〇コンサルに入社し、主にIT系のコンサル案件を担当して参りました。
転職活動のきっかけ
仕事をしていく中でITという手段に限定することなく、経営者の悩みを解決したいと考えるようになり、そのような仕事のできる戦略コンサルへの転職活動を行っています。
締めの挨拶
本日はよろしくお願い致します。」

面接官「転職活動を始めたきっかけをもっと具体的に教えてください。戦略コンサルの中で弊社を志望する理由は何ですか?etc」

みたいな感じです。

短いと思った人も多いかもしれませんが、この内容で面接でダメと言われたことはありませんので、問題ないと思います。

パターン②自己PRにつながる自己紹介

私はこちらのパターンはあまり使ったことはありません。

ですが、自己PRに印象的なエピソードがあってぜひ面接で話したいという人がいたら、こちらのパターンでもよいと思います。

もし私がこちらのパターンで話すなら、という前提で骨子と例文を紹介します。

自己PRにつながる自己紹介の骨子

骨子は下記です。

  • 氏名
  • 職歴
  • 自身の強み
  • 締めのあいさつ

志望動機につながるパターンとあまり変わりがないですが、自己紹介ですので、こんなもんだと思います。

自己PRは、ほとんどの場合、今の仕事内容が根拠になると思うので、骨子に職歴を入れていますが、もし大学時代の話などをする場合は、大学についても少し触れても良いと思います。

自己PRにつながる自己紹介の例文

既に述べた通り、ここではもし私がこのパターンで話すならという前提で、例文を紹介します。

10社以上のコンサルへの面接経験を基に作成していますので、まず問題ない内容かと思います。

面接官「自己紹介をお願いします。」

ラク
話す内容の確認
はい。では自己紹介として、簡単にこれまでの仕事内容とその経験から得た自身の強みについて話したいと思います。
氏名
名前は〇〇と申します。
経歴
新卒で〇〇コンサルに入社し、主にIT系のコンサル案件を担当して参りました。
自身の強み
私の強みは、ITに捉われることなく、広い視野で顧客にとって最適な解決策を考えられることです。
また、弊社のリーダーとして案件にアサインされたこともあり、最後まで自分で仕事をやりぬくという責任感も強いです。
締めのあいさつ
本日はよろしくお願い致します。」

面接官「その強みが発揮された具体的な経験を教えてください。他にも強みはありますか?etc」

この記事を見ている人は、自己PRをすでに作成している人も多いと思いますので、自己PRの内容を要約して話したらよいと思います。

コンサル転職の面接を初めて受ける際に他に準備しておくこと

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既に解説した通り、コンサル転職の面接においては、自己紹介は面接の簡単な導入、もしくは、アイスブレイク程度です。

ですので、自己紹介に力を割くよりは、他の内容に力を割いた方が良いです。

ここでは一般質問系として、下記3つを紹介します。

なお、他にもフェルミ推定やケース面接の準備も必要です。

本記事を読んでいる人のほとんどは、フェルミやケースの対策は準備中だと思いますので、割愛します。

もしまだ対策していないという方は、フェルミについては、フェルミ推定対策マップ|知識ゼロから面接突破までの方法で解説していますので、チェックしてください。

コンサル転職面接の準備事項①志望動機

当たり前ですが準備が必要です。

特に、コンサルの面接においては、論理性が求められますので、論理的かどうかが重要になってきます。

志望動機で言う論理性というのは、人生プランの一貫性みたいなもので、具体的には下記の理由について、一貫性があることが求められます。

  • 高校選定理由
  • 大学と学部選定理由
  • 新卒入社時の会社選定理由
  • 過去に転職していたらその当時の転職理由
  • 入社してからやりたいこと
  • 将来の自分の方向性

高校選定理由なんて覚えてるわけでねぇだろ!って思うかもしれませんが、実際に面接で聞かれたことがあります(笑)

その時にあたふたしないためにも準備しておく必要があります。

このようなコンサル面接ならでは注意点を踏まえた志望動機の作り方は、【例文付き】コンサル転職時の志望動機の作り方で解説してます。

コンサル転職面接の準備事項②自己PR

こちらももちろん準備が必要です。

自己PRは、コンサルの面接では非常に深く、厳しく突っ込まれます。

実際に私は

それって自己PRになってないと思うけどどう?

みたいに言われたことがあります(笑)

この時は、自己PRとは何か、みたいな哲学的なことを考えそうになりましたが、何とか落ち着いて切り替えしました。

このような厳しい突っ込みが来る前提で自己PRを準備する必要があります。

厳しい突っ込みに耐えられる自己PRの作り方は、【コンサル転職】面接で詰まらない自己PRの作り方【例文付き】で解説していますので、気になった方はチェックしてください。

コンサル転職面接の準備事項③逆質問

意外と忘れがちですが、逆質問も重要です。

重要な理由は3つあります。

  • 相手に会社に興味があると示すことができる(面接突破の確率を上げることができる)
  • 面接官の発言内容を自身の志望動機の根拠に使うことができる
  • ファームを選ぶ際の参考情報を聞くことができる

個人的に2点目は重要だと思います。

特に、デロイトなど、他のBig4との違いがわかりにくい会社の志望動機を考える際に有用です。

面接官に、他のBig4との違いは何かを聞くと、参考になって作成しやすくなります。

【例文付き】デロイトの志望動機の作り方【Big4の中での特徴も解説】

コンサル転職面接時の自己紹介は簡単に終えて重要度の高い対策をしよう!

以上、いかがでしたでしょうか!?

重要度は高くないですが、聞かれる頻度の高い自己紹介。

本記事の骨子と例文を参考にパッと準備して、より重要度の高い対策に取り組みましょう!

他のコンサル転職に役立つ記事は下記にまとめています。
何か役立つ情報があると思いますので、ぜひチェックしてください!

コンサル転職系の記事一覧

【発見】コンサルがパワポ職人と呼ばれる理由

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コンサルの生態が気になる人

コンサルってパワポ職人って呼ばれてるよね。
あれ、何でなの?どうやってパワポ作ってるの?

こんな疑問に答えます。

本記事時の内容

本記事を書いている私は今年でコンサル5年目です。

日々、パワポ職人としてパワポを作っています(笑)

今はだいぶ慣れましたが、入社したての頃は、スライド作成がへたくそで、センスがない、意味わからない、魂がこもってない…etcとか言われまくっていました。

そんな状態から、先輩のパワポ職人たちに教わり、パワポスキルを身に着けてきました

パワポ作りが上手な人たちには、作り方に共通点があるように思います。

コンサルがパワポ職人と呼ばれる理由とともに、たくさんのパワポ職人に実際に教えてもらってわかった作り方の共通点についても紹介します。

コンサルがパワポ職人と呼ばれる理由

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結論:パワポの品質・スピードに徹底的にこだわりぬくからです。

では、なぜこだわりぬくのか?それは下記です。

それぞれ解説します。

コンサルがパワポ職人と呼ばれる理由①パワポが唯一成果物

コンサルの目に見える成果物は、パワーポイントのみです。
(場合によってはExcelも含む)

もちろん、最終報告書のパワポを作るまでの間の、ファシリテーションやそのコンテンツ自体の品質が重要ではあるのですが、形として残るのはパワポのみです。

そのため、自動車会社がかっこいい車を効率よく作るのと同じように、コンサルもかっこいいパワポ資料を高速で作ります。

人によりますが、かっこよさのこだわりが半端ない人だと、「このボックスをもう一ミリ右」とか「文字間隔をちょっと詰めて絶対にリード文を一行で書いて」と言った指摘がきます(笑)

まさに職人技といった感じです。

コンサルがパワポ職人と呼ばれる理由②コンサルは普段の作業量が多い

コンサルは世間一般の認識の通り、作業量が非常に多いです。

そんな中で、高付加価値な提案が求められるので、できるだけ考える時間を確保して、ただの作業を削減・効率化するように考えます。

その結果として、作業としての要素が大きいパワポ作業を超速スピードで作れるようになります。

お客さんの前でパワポ操作をすると、おぉ!とか魔法使いか!とか言われるようになります(笑)
(まぁExcelが速い方が言われる率は高いですね)

【実話】ITコンサル炎上案件に入った話【うつになりかけた】

コンサルがパワポ職人と呼ばれる理由③きれいなだけで会議進行がスムーズ

個人的にはこの理由が一番大きいのですが、見た目がきれいというだけで、会議でお客さんに突っ込まれにくくなります。

皆さんも感覚的にわかると思いますが、パワポ資料を一字一句くまなく読む人はほとんどいないと思います。

なんとなくで読んで後は説明を聞くくらいが普通だと思います。

ですので、きれいに作れているだけでなんとなく良さそうとなり、突っ込まれにくくなります。

見た目だけでなく、誤字脱字系も重要です。

特にお客さんのこだわりポイントで誤字脱字をしてしまうと、会議時間を相当取られてしまいます。

以前、お客さん側に”じんざい”を人財と書くルールがあったのですが、油断していて人材と書いて説明してしまった時がありました。

その際は、材の字が違うと指摘を受けた上で、当社が財と書く理由は・・・と講釈が始まってしまいました。。。

コンサルといえどしょせんはサービス業。
関係のない話はやめてくださいとはなかなか言えないので、だいぶ時間を取られてしまいました。

このように、会議進行をスムーズにするためにも、パワポ職人として資料の品質にこだわりぬくのは重要です。

コンサルのパワポ職人はこう作る:コンサル流パワポの作り方

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パワポ作りが上手な先輩のパワポ作成を見ていると、いくつかの共通点があるとわかりました。

それが下記です。

これらを意識するだけでも、高品質かつハイスピードに作れると思います。

それぞれ解説します。

コンサルパワポ職人の作り方①いきなりパワポを作成しない

パワポを作成するのに矛盾しているかもしれませんが、パワポ作成が上手な人に限って、いきなりパワポを作ることはしません。

  • 何を伝えたいのか
  • どの順番で伝えるか
  • どんなイメージのスライドを作るか

などを、まず手書きなどで考えます。

なぜなら、パワポはあくまで見た目をきれいにするツールであって、考えるためのツールではないからです。

上記は、まさに考えるフェーズです。

様々な研究で手書きの方が思考力が高くなると言われていますが、裏を返すとパソコンで考えると思考が深まらないということです。

私の例でいえば、一度手書きでざっくりと言いたいことを決めた後、メモ帳アプリに言いたいことを正しい日本語の文章で誤字脱字の無いように打ち込んでいきます。

この状態になって初めてパワポを立ち上げて、メモ帳からパワポへコピペしていきます。

手書きで考えるのは必須事項として、そこからどうパワポ化していくかは、人によると思いますので、一つの参考にしてください。

コンサルパワポ職人の作り方②時間をおいて何度もパワポ資料を見る

パワポ資料を一度完成させた後は、少し時間をおいて何度も見直します。

すると、いったん頭がリセットされるからなのか、他人の視点からパワポ資料を見れるようになり、わかりにくい箇所などの改善点に気付きやすくなります。

翌日とかに見直しができたら一番良いのですが、そこまでの時間がなくとも、ちょっとコーヒーを飲んでからとか、お手洗いに行ってからとか、その程度でも効果があります

この方法は、マッキンゼー出身でゼロ秒思考で有名な赤羽雄二さんの書籍「速さは全てを解決する」でも紹介されてります。
書籍の中では資料を「熟成させる」と表現されていました。

あのマッキンゼーの方が紹介するくらいの方法ですので、やはり効果があるのだと思います。

コンサルパワポ職人の作り方③単純パワポ作業は効率化する

パワポ作成が速くてきれいな人ほど、いわゆるショートカットキーを使うとか、クイックアクセスツールバーを活用するなどにより、単純作業を効率化させています。

もし、ショートカットキーとかクイックアクセスツールバーって何?という人がいたら、【コンサル御用達】パワポ作業を効率化するショートカットキー一覧の記事をチェックしてください。

よく使うショートカットキーや、クイックアクセスツールバーの使い方について解説しています。

なお、よく聞かれる質問の一つとして、コンサルはマウスは使うのか?というのがあります。

回答は、パワポ職人の中でも分かれるです。
両方を使い分ける人もいます。
(ちなみに私は使わない派です)

これであなたもコンサルのパワポ職人へ:オススメ勉強法

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最後に、コンサルのようなきれいなパワポをスピーディーに作りたい人向けの勉強法を紹介します。

前提として、ほんとにコンサルみたいなパワポ資料を作れるようになりたいのであれば、コンサルに転職して上司に怒られながら何度も作るしかないです。

さすがに、パワポを上手に作りたいという思いだけで転職を考える人はいないと思いますので、コンサルに転職しない前提での勉強法を紹介します。

下記二つです。

それぞれ解説します。

パワポ職人になるための勉強法①コンサルファームのパワポを見る

コンサルファームのパワポなんてどこで見たらいいんだ、と思うかもしれませんが、見れます。

官公庁系の委託調査報告書です。

税金を使って委託している関係だと思いますが、コンサルなどに委託契約して作成した報告書が全て公開されています。

特に経済産業省の委託調査報告書がおすすめです。

例えば下記などがあります。

これだけでも、資料構成、各ページのメッセージ、レイアウトなどの勉強になると思います。

パワポ職人になるための勉強法②スライド作成の書籍を読む

実際のコンサルの報告書を見るだけでも相当勉強になりますが、作り方はわかりません。

その場合は、スライド作成系の書籍を読むのをオススメしています。

オススメ書籍は、王道ですが、外資系コンサルのスライド作成術です。

メッセージの作り方などのパワポ作成の基本から、グラフなどの具体的な作り方まで解説しています。

コンサルがパワポ職人と呼ばれるにはそれ相応の理由がある

以上、いかがでしたでしょうか!?

コンサルワークの本質ではありませんが、重要な要素であるパワポ作成。

まさに経験を積み上げることで職人技を身に着けているのです。

この記事良かったよという方はぜひ他の記事も読んでみてください!

【実録】実は暇!?コンサルが暇な時の働き方

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コンサル転職を考えている人

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コンサル転職を考えている人

コンサルへの転職を考えている。
忙しい話はよく聞くけど、暇な時ってないの?

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

本記事を書いている私はコンサル5年目です。

5年も仕事をしているとコンサルの働き方がだいぶわかってきます。

コンサルの仕事は忙しいイメージがありますが、暇なときはめちゃくちゃ暇です。

本記事では、実際に私の暇な時期の経験を基に解説します。

なお、暇な時ではなく忙しい時の忙しさがどれくらいか知りたい方は、【ITコンサル】激務案件はどれくらい忙しい?【激務案件の見分け方も解説】)をチェックしてください。

コンサルが暇になるタイミング

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コンサルが暇になるタイミングは下記です。

それぞれ解説します。

コンサル暇タイミング①案件から外れている時

今のプロジェクトが完了してから、次のプロジェクトが始まるまでに日にちが空く場合があります。

アベイラブル期間と呼ばれたりしますが、この期間は基本的に暇です。

もちろん、まったくやる仕事がないわけではなく、社内業務をいろいろ手伝わされます
例えば下記です、

  • 新たなコンサルサービスの開発
  • 過去案件の整理
  • 次の案件の準備
  • 提案のお手伝い

ですが、基本的にスケジュールが緩いので、残業がほとんど発生しません。

私は過去に最長2週間程度のアベイラブル期間を経験したことがありますが、ゆったりまったり仕事ができました。

私よりももっと長いアベイラブル期間を経験している人もいます。

特にちょっと前ですと、コロナの影響で急にプロジェクトが打ち切りになった人もおり、その方は次の案件が決まるまで1カ月以上はアベイラブル期間で暇だったそうです。

コンサル暇タイミング②楽な案件に入った時

忙しい案件だけのイメージがありますが、割と楽な案件もあります。
その場合は、19時台やもっと早いと定時に帰れる日も多いです。

特に、お客さんとの関係が長いと、楽なプロジェクトがもらえる場合が多いように思います。
たぶん、良くも悪くも慣れあい的になっているからだと思います。

ただ、そのような時間的に楽なプロジェクトは、頭脳的にも難易度が低い場合が多く、休むにはいいけど、コンサルの面白みに少しかける場合が多いです。

私も過去に暇プロジェクトに入ったことがありますが、考えるというよりは手を動かすが中心で、正直めちゃくちゃつまらなかったです。

ただ、ちょっと仕事に疲れたって時に軽くこなせるので、割とありがたいです。
転職活動もやりやすかったですし(笑)

コンサル暇タイミング③案件の会議が延期になった時

忙しいプロジェクトに入った時の唯一のオアシスです(笑)

お客さんの予定が急遽変更になり、当初予定していた会議日程が延期になる場合があります。

当初の会議日程に向けて、作業が進んでいるので、一気に楽になります。

過去に、会議の二日前に延期になるとわかったことがありましたが、その日は定時帰り、翌日は、在宅ワークと言う名で家でゴロゴロしてました (笑)

とは言っても会議資料をさらに修正したり、会議後の仕込みをしたりするので、やることが無いわけではありません。

コンサルの暇な時の働き方

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続いて暇な時はどれくらい暇なのか解説します。

暇なときは下記のような働き方ができます。

それぞれ解説します。

コンサル暇タイムの働き方①一日8時間も働く必要がなくなる

仕事量が少なくなるので、8時間かからずに仕事が完了します。

いわゆる事業会社では、会社文化や労働形態によって、定時以内に仕事が終わっても退社できない場合があると聞きますが、コンサルはそんなことはありません。

基本的に裁量労働成果主義なので、やることが無ければ働かなくてよいのです

私は以前に暇な時には、お昼頃に出社して、定時前に帰ったこともあります。

暇なときはほんとに自由です。

タイムの働き方②在宅ワークと見せかけて一日中サボることができる

そもそもその日に必ずしなけばならない仕事がなくなる場合もあります。

その場合は、在宅ワークということにして、一日中サボることもできます。

プロジェクト中に、会議の延期などにより暇になった時に時々やってます(笑)

有給休暇とほぼ変わりませんが、いちおう、お客さんの方で何か動きがあるかもしれないので、何かあった時のために、すぐに連絡が着くようにしています。

が、私が気を遣い過ぎなようにも思いますので、コンサルに転職して同じ状態になったら有給休暇をとっても良いかもしれません。

暇な時もあるコンサルに転職しよう

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もし、コンサルに転職したいけど忙しそうだから悩んでいるという方がいたら、私は迷わずコンサル転職をオススメします。

これまで解説してきたように、コンサルは忙しいと言っても、常に忙しいわけではなく、むしろ通常の会社よりも暇になる時もあるからです。

確かに、プライベートの時間が制限されるくらい忙しくなる時期もありますが、コンサル転職のメリット・デメリット【現コンサルが3つの観点で解説】で解説しているように、それ以上の給与やキャリアのメリットがあります。

この記事を読んでいる方の中で、コンサルは忙しそうという理由でコンサル転職を迷われている方がいたら、ぜひ勇気を持って一歩踏み出してみましょう!

失敗しないコンサル転職にはエージェントが重要

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コンサルに転職する勇気は必要ですが、勇気だけで転職活動すると失敗してしまう可能性があります。

失敗を避けるために転職活動の伴走者であるエージェントを活用しましょう。

エージェントは、複数の方に実際に会ってみて決定すべきです。

個性の合う合わないがあるためです。

下記のコンサル転職の得意なエージェントの中から複数社選んで話を聞いてみましょう!

各社とも無料で相談可能です。

【厳選】コンサル転職のオススメエージェントを比較【選び方も解説】

フェルミ推定やる意味あんの?【モチベーション落ちたら読むべき】

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フェルミ推定するモチベーションが下がった人

フェルミ推定って何なの?全然できないしほんとに大変。こんなんやる意味あるの?

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

本記事を書いている私は、過去に戦略コンサルへの転職活動をしていました。

私も初めの頃はフェルミ推定が全くできなかったですし、やる意味あんのかな・・・って考えていました。

実際、エージェントとの模擬面接をブッチしたこともありますし、本番の面接をブッチしたこともあります(笑)

このように全くやる気が起きなかった時期のある私が、フェルミ推定を頑張るために考えていたフェルミ推定をやる意味を解説します

フェルミ推定をやる意味

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フェルミ推定をやる意味は下記3つです。

それぞれ解説します。

フェルミ推定が必要な会社に就職できる

非常に直接的な意味ですが、転職にフェルミ推定が必要な企業に就職できます。

この記事を見ている方は、基本的にそのような会社への就職を考えていると思うので、ご存じだと思いますが、具体的には下記の企業です。

上記以外でも、新卒の就職活動であれば、フェルミ推定やケース面接を行う会社があります。

このように、転職/就職活動に必須になりつつあるフェルミ推定をやることで、自分の生きたい会社に就職できるようになります。

フェルミ推定は仕事でも案外使える

就職時に役立つだけでなく、就職した後も役に立ちます。

具体的には下記のシーンです。

企画案の効果算定

企画系の仕事においてはフェルミ推定は必須です。

企画案は、企画時点では実際どれくらいの効果が上がるかわかりません。

そのため、何かしらの前提を置いて推定する必要があります。

実際に私が中小企業診断士として売上向上施策を提案した際も、想定効果はフェルミ推定の考えを使って推定しました。

このように、企画系の仕事をするには、フェルミ推定の考え方が必要になるのです。

見積根拠の算定

営業職の方とかであれば、お客さんに見積根拠を求められる場合があると思います。

その時もフェルミ推定の考え方が必要です。

各作業の工数×単価や、各資材の個数×単価など、推定とは言えないかもしれませんが、フェルミ推定の基本とも言える分解して考える作業が必要になります。

私はベンダーから提出された見積を精査する側として仕事をしていたことがありますが、見積査定時も妥当な金額化を考える際に、フェルミ推定の考え方が必要になります。

会議中の急な計算

会議中にこれってどれくらいの数字なんだろうなぁって話になる時はありませんか?

私は何度も経験があります。

お客さんの案件数はどれくらいか?という議論の中で、売上と社員数から案件数を考えたり
このシステムって使われてるのかな?という話を受けて、システムのアクセス数と社員の人数から、1日あたりの利用者数を考えたり。

このように、調べたり、誰かに聞いたらすぐわかる数値だと思いますが、その場でざっくりわかりたい時ってありますよね?

そんなときにフェルミ推定の考え方が役立ちます。

フェルミ推定により頭の回転が速くなる

私はフェルミ推定の勉強をして、頭の回転が速くなったと感じます。

フェルミ推定を解く過程で以下ができるようになったからだと思います。

  • 常に複数パターンを考え、その中で最適と思われるものを高速で選択する
  • 網羅性を意識しつつ、高速で分解していく
  • あいまいな内容でも、ある程度納得性のある理由付けを高速で行う

このような複数選択肢をMECEに洗い出す能力、何かしらの理由付けを高速で行い結論を導く能力というのは、まさに知的生産における頭の回転の速さだと思います。

また、経営者兼youtuberのマコナリ社長も、頭の回転の速さという言葉は使ってませんが、フェルミ推定で仮説思考力が身に付くと発言しています。

仮にコンサル会社などに就職しなかったとしても、十分に役立つスキルを身に着けることができるので、この点だけでもフェルミ推定をやる意味があります。

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フェルミ推定するモチベーションが下がった人

フェルミ推定をやる意味はわかったけど、やっぱりモチベーションが上がんないな・・・

そんな方のために、フェルミ推定を勉強するモチベーションの上がる話を解説します。

コンサルファームに転職する3つのメリット

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フェルミ推定は基本的に就職/転職活動で勉強するのだと思います。

そこで、ここでは採用面接でフェルミ推定を行う会社として有名なコンサルファームに就職した場合のメリットを紹介します。

なお、コンサルファームと限定していますが、フェルミ推定が必要な業界には基本的に当てはまるメリットです。

メリットは下記3つです。

給料がアップする

コンサルに転職すると基本的には給料が上がります。

アクシスコンサルティングの記事に以下の記載がありました。

引用元:【未経験からコンサルタントへの転職】年収は上がるのか?ファームの年収・給与体系と未経験からの転職事例

中にいる身としては、実際はこれよりももう少し高いです。
ですので、コンサルに転職すると、基本的に年収が高くなります。

キャリアの自由度が高まる

コンサル経験者の市場価値は高いです。

そのため、コンサルファームに所属し、ある程度経験を積むと様々なキャリアを選べるようになります。

実際、ポストコンサルと調べると様々な求人が出てきます。

明らかにコンサル経験者を狙った求人ですので、これだけでもコンサルファーム出身者の市場価値の高さがわかりますね。

ポストコンサルキャリアの詳細や、コンサルに入って身に付くスキルは【身に付けて損なし】コンサルスキル一覧【その後のキャリアも解説】で解説していますので、チェックしてみてください。

入社難易度が高いおかげか、難しい仕事しているおかげか、(単に横文字がかっこいいだけか)わかりませんが、コンサルファームに所属していると、それだけで「おお!コンサル!すごい!」と言われます(笑)

中にいる自分としてはコンサルだからと言って特にすごいとは思わないのですが、、、ちやほやされて悪い気分にはならないものです(笑)

さらに、大企業の新規事業にかかわってるとか、M&Aを支援しているとか言うとさらにかっこよくなりますね(笑)

合コンとかでも、割とちやほやされると聞きます。
(相手がコンサルが何かを知っている場合ですが)

入社するだけでちやほやされるのですから、大きなメリットですね!

※コンサルに転職するメリットの解説は以上ですが、デメリットも教えろよ!という方はコンサル転職のメリット・デメリット【現コンサルが3つの観点で解説】もチェックしてください。

フェルミ推定するモチベーションが上がらないときにやるべきこと

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ここまでモチベーションが上がる内容を話してきましたが、まだモチベーションが上がりきらない方がいると思います。

そんな時は、転職活動やフェルミ推定に間接的に役立つ以下の作業をまったりと行いましょう。

それぞれ解説します。

YouTubeで情報収集

YouTubeは動画を見ているだけですし、あまりモチベーションが高くなくてもできるかと思います。

YouTubeで転職活動やフェルミ推定対策に役立つ動画をまったり見ましょう。

私は、転職活動中にやる気の出ないときは、下記などの動画を寝っ転がりながら見ていました。

ちなみに、これらは、Yahoo!とLINEの統合の話ですが、面接でこのお題のケース問題が出たことがあります。

面接で、頭の片隅に知識があるのと、まったく知識がないのでは、前者の方が有利でしょう。

コンサル系のブログを漁る

ネット検索すると、コンサル系のブログがたくさん出てくると思います。

転職活動の本格対策系のブログから、まったりとしたブログまであります。

モチベーションの上がらないときは、まったり系のブログを読みましょう。

私のオススメは下記です。

コンサル会社に転職したらブラックだった日記

大手優良企業からコンサルファームに転職された方が、日常のコンサル業務を面白おかしく書いています。

コメディみたいでとても面白いです。これ、ほんと!?って思うこともありますがww

その他のコンサル系のブログを漁りたい場合は、【保存版】コンサル転職でチェックすべきブログ一覧【用途別に解説】にまとめていますので、チェックしてください。

コンサル系の小説を読む

コンサル系の勉強のやる気は起きなくても、ストーリー性のある小説であれば、読む気が起きる人は多いのではないでしょうか?

そんな方にオススメなのが下記の書籍です。

戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ

ミスミグループの元社長であり、BCGの国内採用第一号でもある三枝匡さんの小説です。

BCG時代の事業戦略案件を基に小説を作られています。

小説としても面白いですし、戦略ケースを学ぶ上でも参考になります。


「戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ」の購入ページへ

ちなみに、三枝さんは実際の案件内容を基に他にも2冊の小説を書かれており、三枝三部作と呼ばれています。

残りの二作もおすすめですので、まだの方はこの際に読んでみましょう。


「経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ」の購入ページへ


「V字回復の経営―2年で会社を変えられますか」の購入ページへ

フェルミ推定するモチベーションが上がったらまずやるべきこと

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本記事を読んでいる間にモチベーションが回復してきた人は、さっそくフェルミ推定のお題を解きましょう。

解くお題が無いという方は、私の方でいくつか解説記事を書いていますので、そのお題を解いてみましょう。
寝っ転がりながら眺めるだけでもいいと思います。

無料解説記事

過去に面接で出たことのあるお題の解説記事(有料)

なお、回答を私のアドレスまで送っていただけたら、無料で添削します。
お気軽に連絡してください。

ラクリのメールアドレス

karakuri.consultant@gmail.com

また、フェルミ推定をやりたいけど、苦手意識がついてしまった・・・という人は、フェルミ推定の苦手克服!選考通過のための対策をチェックしてみてください。

苦手意識を克服し、面接を通過するまでにやるべきことを解説しています。

フェルミ推定をやる意味を理解してモチベーションを高めよう

以上、いかがでしたでしょうか?

フェルミ推定をやるモチベーションを取り戻せたら、さっそく勉強を再開し、理想のキャリアを目指しましょう!

フェルミ推定対策マップ|知識ゼロから面接突破までの方法