カラクリブログ

カラクリです。転職の話とかコンサルの話とかの記事を書いています。フェルミ・ケースの添削や面接の練習相手などもやってます。問合せはお気軽にどうぞ!⇒karakuri.consultant@gmail.com

【これだけは読むべし】業務改革オススメ本【用途別に紹介】

f:id:karakuriblog:20210104200936j:plain

20200620114640
業務改革担当になった方

今度、会社の業務改革を担当することになった
業務改革なんて今までやったことないから、事前に勉強しておきたいんだけどオススメの本って何かないかな?

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

本記事を書いている私は、新卒でコンサルティングファームに入社し、今年で5年目です。
これまでに自動車メーカーや建設業などの業務改革を担当してきました。

今は少し慣れてきたものの、初めて業務改革系の案件に配属されたときは、不安でした。

業務改革の前に、そもそもその業務担当したことないし、できる気がしない・・・

みたいな。

そのため、みなさんと同様、あらかじめ勉強しようと業務改革系の書籍を探して読みまくりました。

しかし、業務改革系の本は会社の宣伝として出版されているものが多く、内容が伴わない場合が多いです。

さらに、良書だとしても、

  • 業務改革の事例を知りたい
  • 業務改革の進め方を知りたい

など、あなたが業務改革の何を知りたいかによって読むべき本は変わります。

それなのに、タイトルを見てもどの本にどんな内容が書いてあるのかわからない。

その結果、良書かつ自分の探しているコンテンツの載った書籍に出会うまでにたくさんの本を読み、多くの時間を費やしてしまいました。

本記事では、今後、業務改革を勉強する方が不要な時間を費やさないよう、実際に業務改革を担当した私が用途別のオススメ書籍を厳選して紹介します。

なお、業務改革と業務改善を使い分けている書籍や記事もありますが、本質的には変わらないので、本記事では業務改革=業務改善として使っています。

業務改革の用途別のオススメ本

f:id:karakuriblog:20201114162631j:plain

下記の3つの用途に場合分けしてオススメの本を紹介します。

業務改革の進め方が知りたい場合にオススメの本

オススメ書籍:『手戻りなしの要件定義』

オススメ理由

業務改革の具体的な手順と作成するアウトプットがわかるため

一般企業で、業務改革・要件定義の手順やアウトプットがきれいに整理されている会社は少ないように感じますので、全体感把握のために非常に有用です。

なお、本書タイトルに要件定義と記載がありますが、業務改革とシステム開発の上流工程である業務要件定義の実施内容には、ほとんど違いがありません。

業務改革の解決策として、システム化が決まっている場合が、業務要件定義みたいな感じです。

そのため本書は、タイトルにある要件定義に限らず、業務改革を担当することになった方にも参考になります。

さて、本書で解説されている要件定義(≒業務改革)の手順は、下記5ステップです。

  • ステップ1「方針と実施計画の策定」
  • ステップ2「現行業務と問題の把握」
  • ステップ3「問題分析と課題の設定」
  • ステップ4「課題解決策の決定」
  • ステップ5「システム要件の整理」

言葉遣いやステップの区切りに多少の違いはあれど、実際のコンサルプロジェクトもこのようなステップで進んでいきます。

また、例えばステップ1で作成する必要のある成果物は、下記3つとして解説しています。

  • システム化方針(≒業務改革方針)
  • 推進体制
  • 実施スケジュール

もちろん、システム化方針って何なの?となるので、

システム化(≒業務改革)の対象範囲、取り組みの背景、目的・達成事項、期待成果、制約条件

具体例付き+アウトプットイメージ付きで解説が入ります。

このように、何をどんな順番で行えばよいかが具体的にわかるので、初めて業務改革を担当する際に全体感をざっくりつかんでおくのに有用です。

もう少し詳しい内容は下記の記事で解説していますので、こちらも読んでから買うかどうか判断しても良いと思います。

『手戻りなしの要件定義』は実務に役立つ?【ざっくり内容紹介】

各業務でありがちな問題点とその解決策を知りたい場合にオススメの本

オススメ書籍名:『最強の業務改革』

戦略コンサルとして有名なA.T.カーニーコンサルタント達が書いている書籍です。

オススメ理由

営業・調達・生産などの各業務ごとにありがちな問題点とその解決策がわかるため

例えば、本書では、調達業務改革によくある問題として、

  • 調達コスト管理が間接材までしっかり適用されていることが少なく、コスト高につながってしまう
  • 調達部門の会社としての位置づけが低い場合が多く、他部門と協働した調達活動が十分に行えない
  • 販売予測や生産計画の精度が低く、頻繁に変更されるため、仕入れを行う調達側の負荷が増える

といった内容が書かれています。

こういったありがちな問題とその解決策が各業務ごとに書かれているため、あなたが取り組もうとしている業務改革にも必ず当てはまるものがあるはず。

落としどころがわかっているだけで、業務改革をスムーズに進めやすくなります。

ただし、A.T.カーニーの販促ツール的な側面もあり、実践できるレベルで細かくは記載されていないので、その点はご注意を。

より詳細な内容は、下記の記事で解説しています。
こちらも読んでよさそうだなと思えばぜひ購入してみてください。

『最強の業務改革』は実務に役立つ?【内容をざっくり要約】

業務改革で必須の業務フローの書き方を知りたい場合にオススメの本

書籍名:『上流モデリングによる業務改善手法入門』

オススメ理由

業務改革を行う上で必須のアウトプットである業務フローの書き方を学べるため

社内で通常業務を行っているだけでは、学べませんよね。
本書を読むことで業務フローの書き方を詳細に学ぶことができます。

具体的に学べる内容は、業務フローを作る手順・成果物です。

本書で紹介されている手順は下記です。

  • 業務一覧表の作成
  • 業務プロセスの抽出
  • 業務フロー(ラフモデル)の作成
  • 業務フロー(ビフォーモデル)の作成
  • 業務フロー(ビフォーモデル)のチェック
  • 業務フロー(アフターモデル)の作成

ここまで細かく分けるかどうかは別として、業務一覧表を作成した上で、業務フローを徐々に精緻化していく作り方は、コンサルプロジェクトでも同様です。

本書では、この手順とそれぞれで作成する成果物を、非常にわかりやすい図で解説しています。

図を本記事に記載できないのが非常に残念なくらいです。

このように、業務フローの書き方をわかりやすい図を見ながら学ぶことができるので、業務改善系のプロジェクトを始めて担当する人にはもってこいです。

まだ購入するか決めて兼ねている人は、より詳細な内容を下記の記事で解説していますので、こちらを読んでから購入するか決めてみてはいかがでしょうか。

『上流モデリングによる業務改善手法入門』は実務に役立つ?【ざっくり紹介】

業務改革の本を読んで仕事で成功を収めよう

以上、いかがでしたでしょうか!?

本記事で紹介した書籍は全てコンサルファームの方が書いています。
コンサルタントの長年積み重ねられたノウハウが詰まっているわけです。

このような実証されたノウハウが2,000円台で購入できるのはほんとにお得だと思います。

これら書籍に書かれたノウハウを基に業務改革を推進することで、仕事の成功を収めましょう。

最後に本記事で紹介した本のリンクを貼っておきます。